ヘルペスウイルス感染は、口の周りや性器、皮膚などに小さな水疱(水ぶくれ)ができる病気として知られますが、目に症状が現れることもあります。
ほとんどの人が幼児期から青年期までにヘルペスウイルスに感染しているが、大半の人は無症状なので感染に気ずきません。感染後、多くの人はウイルスが潜伏した状態のまま一生を終えますが、何らかの原因で、ウイルスが活性化すると、毛様神経節から角膜に分布している三叉神経を伝って角膜で増殖します。
ウイルスを活性化させる原因は、体調不良、体の抵抗力の低下、エキシマレーザー屈折矯生手術などによる角膜への刺激などが考えられます。