強度~再強度近視の矯正の為にフィヨドロフ博士が、光彩と水晶体の間隙に薄いレンズを開発し、「フェイキックIOL(有水晶体眼内レンズ)」を眼の中に挿入する手術を実施した。2010年にわが国でも治験が行われ、厚労省が認可しました。博士は、開発にあたり、レンズの材質を屈折率と耐久性からサファヤに求めたり工夫を重ね、スター社を経てアルチサンレンズとして有名である。
有水晶体眼内レンズ挿入後のリスクとしては、強度近視例では、眼球の眼軸長が伸展しており緑内障の合併頻度が高く、レンズ挿入により、眼圧上昇を惹起する可能性が高い。挿入前に、光彩穿孔術を行い、減圧処置をしていてもリスクは残る。潜在的で、非常に稀ではあるが、細菌感染による眼内炎による失明がもっとも重篤なリスクとして存在する。
1983年より近視手術専門医院・切らないレーシック
(旧 参宮橋アイクリニック)