1983年より近視手術専門医院・切らないレーシック
(旧 参宮橋アイクリニック)
日本人医師として、初めて近視手術を受けた、奥山院長の経歴
院長 奥山のプロフィール
奥ノ山医院 院長
医学博士・奥山 公道(おくやま こうどう)
ロシア眼科専門医(国家資格)・屈折矯正手術専門医資格取得
近視手術専門医の育成のため、「実技角膜屈折手術―RK,PRK,LASIKを中心に」(1997年・南山堂)他を執筆
モットー
私は医科4代の家に生まれました。曾祖父の教えにより、
「新しい療法に対しての取り組みは、可能な限り、まず自分、あるいは家族でその安全性と効果を確認し、その後一般の患者さんに行いなさい」という家訓がモットーです。
動機
▲1983年4月右眼RK手術翌日の写真。フィヨドロフ博士と娘さんのイリーナ先生と。
1983年、私は、日本人医師として初めて近視手術を受けました。当時は、眼科医ではなく、大学病院に勤める内科医でした。そして、医師である前に、近視手術を受けた患者でした。
近視手術の素晴らしさを多くの人と分かち合いたいと思い、日本に広めることを決意しました。初代院長に若山久医学博士(日本医科大学眼科学教室、)を迎えて、1983年に、奥ノ山医院を開業しました。
その後、私は眼科を勉強し、近視手術の専門医になり、ロシアの眼科専門医を取得しました。日本での近視手術の症例が増え、研究の成果を認められ、近視手術分野における医学博士号をいただきました。その経歴を以下に記します。
ロシア眼科専門医(国家資格)・屈折矯正手術専門医資格取得について
私はロシア眼科専門医の国家試験に合格し、資格を取得しました。
一方、日本の眼科専門医資格は、当時、日本眼科学会と日本眼科医会の会員で、3年以上の開業実績があり、一定の講習会に参加すると、無試験で公的な眼科専門医の資格が与えられていました。
当時、日本眼科学会は、近視手術より、コンタクトレンズの処方に軸足を置いていました。そのため、日本で初めて、近視手術を広めようとしていた私は、日本眼科医会の会員でなかった為、国内の眼科専門医には縁がありませんでした。
私の場合は、希少かつ例外的事例に当たると思います。これからの近視手術の専門医は、学会が主催する講習会を受け、第3者機関が実施する試験に合格し、一定の近視手術の経験を積むことで、育っていくことでしょう。
近視手術を受けた患者や患者の家族としての気持ちを大切にしています。そして、日本における近視手術医療の肥やしになるように、日々努力を行っております。
経歴
- 1974年
- モスクワ第2医科大学医学部卒業。旧ソ連邦医師免許取得。
- 1975年
- 日本国医師免許取得。
- 1976年
- 板橋富士見病院内科入局。
- 1980年
- 東海大学医学部内科入局。
- 1983年
- モスクワ顕微手術眼科研究所、所長S.N.フィヨドロフ博士より自己治験として近視性屈折異常のため、両眼の放射状角膜切開術(RK手術)を被術。
自己および家族の治療を基礎に本邦初の眼科専門医による屈折矯正手術専門眼科医療機関 「奥ノ山医院」を開設。初代院長に日本医科大学眼科学教室、若山久医学博士を招聘。 - 1988年
- 奥ノ山医院院長としてRK手術執刀開始
- 1989年
- 本邦初、遠視矯正手術(ITK)施術開始
- 1992年
- エキシマレーザー近視矯正手術(PRK)施術開始
- 1995年
- 屈折矯正眼科学で医学博士号を授与 (モスクワ第3医科大学にて)
- 1996年
- (露)眼科専門医、屈折矯正手術専門医資格取得
- 2008年
- 奥ノ山医院を五反田より三軒茶屋に移転
臨床歴
- 1984年~1995年
- モスクワ顕微手術眼科研究所のフィヨドロフ博士に、眼科学および角膜屈折矯正学を師事する。
- 1988年
- 奥ノ山医院(五反田)院長として、近視手術執刀開始。RK、PRK、レーシック(LASIK)、レーセック、パーク近視手術等を2万余例執刀。
参加学会及び活動
- 眼科専門医(ロシア共和国) 屈折矯正手術専門医
- 医学博士(屈折矯正眼科学) 臨床内科医会認定医
- カザフスタン国立医科総合大学名誉教授
- WHO研究・研修協力センター元学術顧問
- 日本眼科学会会員 日本眼科手術学会会員 (ISQOV会員 )
- 日露医学医療交流協会元会員 ロシア屈折矯正手術学会理事
- 国際屈折矯正学会会員 日本角膜屈折矯正研究会代表
- 月刊「OPHTHALMO SURGERY」誌 海外編集委員(英露語)
代表著作
- 『近視手術の前にゼッタイ読む本―どの手術が安全で確実か (単行本)』 単行本:230ページ ・出版社: リヨン社 (2001/01)
- 『30秒で眼がよくなる―近視治療のパイオニアが明かす!最先端医学で視力が回復する 』出版社: 土屋書店 (1999/07)
- 『実技角膜屈折手術―RK,PRK,LASIKを中心に 』出版社:南山堂(1997/05)
- 『切らずに治す近視の最新治療―PRKレーザー手術で視力が10倍戻る! (単行本(ソフトカバー)) 』 出版社: 成美堂出版 (1995/06)
- 『あきらめていた近視が治る―RK手術体験者は50万例をこえレーザーによる画期的PK手術に期待! 』(広済堂ブックス) (新書) 出版社: 廣済堂出版 (1992/03)
- 『医療のペレストロイカ―近視手術の生みの親フョードロフ博士の人と仕事 』セルゲイ・ミハイロビチ ヴラソフ (著), 奥山 公道 (翻訳)・出版社 : 新時代社 (1988/07) 他多数。
その他、書籍一覧については、こちらをご覧ください。⇒書籍紹介
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