眼球の硬さを意味する。角膜と強膜によって外側をつくられている眼球は,一定の圧力が保たれる。この圧力を眼圧という。
眼圧は房水という液体の量で決まる。房水は毛様体の中で、血液から透明な液として作られ、眼圧を保つと共に眼内に栄養を与えます。
正常な眼圧は1日5mmHg以内の変動があり、日本人の正常平均眼圧は10~20mmHg(「ミリメートル水銀柱」血圧と同じ単位)で、25mmHg以上では病的と考えます。
レーザー近視手術後、角膜が薄くなるので、見かけの値が低く計測される。従って15mmHg以上は、眼圧上昇と考えた方が良いです。
眼圧が異常に上昇した場合は緑内障や高眼圧症、逆に異常に低下した場合は低眼圧症といいます。
眼圧が上昇していない場合の緑内障は正常眼圧緑内障といい発見が遅れ、厄介です。