右眼 裸眼:0.03⇒1.0
左眼 裸眼:0.03⇒1.2
伊澤 検査技師
2004年の10月と、12月に片眼ずつ手術を受けました。
それまで中学1年生から12年間、コンタクトレンズをして生活していたのが一変し、24時間裸眼で生活できるという喜びを日々実感しています。
データ | 裸眼 | 矯正視力 | 近視度 | 乱視度 | 軸 |
---|---|---|---|---|---|
術前右眼 | 0.03 | 1.2 | -5.0D | -1.75D | 180度 |
術後右眼 | 1.0 | 1.2 | -0D | -0.75D | 180度 |
術前左眼 | 0.03 | 1.2 | -5.0D | -1.75D | 180度 |
術後左眼 | 1.2 | 1.2 | +0.5D |
バスケットをしていて外での練習もあったため、砂埃などが目に入り、ものすごく辛かったですが、毎日長時間装用をしていました。現在のようにコンタクトレンズが普及していなかったこともあり、珍しがられていました。そのため、コンタクトのトラブルなどほとんど耳にすることもなく、何が危険なのかさえ分かっていませんでした。そのせいか頻繁に結膜炎になり、時にはうみが溜まり瞼も腫れ、眼科に行き針で潰すという非常に痛い思いを何度も経験しました。
2年に1度くらいの頻度でコンタクトレンズを作り変え、1枚2万円ぐらいでしたが目が悪いのだからコンタクトレンズをするのが当たり前で、それ以外の方法は無いと思っていました。
手術後の痛みについてですが、片眼ずつの手術だったので治療用のコンタクトレンズを入れた左眼と、入れなかった右眼での比較です。
だいたい手術後1時間前後で少しチクチクするなぁという感覚で、その後少しずつ涙が出始めたので睡眠導入剤を飲んですぐに寝ました。翌日の朝がピークと聞いていたので、痛み止めもあまり点さずに我慢して、もっと痛くなるのかもしれないなどと考えているうちに少しずつ引いていきました。今思えば、痛みのピーク時でも、ハードのコンタクトレンズにゴミが入った時の痛みが少し長く続くといった程度でした。寝起きに痛み止めを点したあとはとくに痛み止めをさすほどではなかったです。想像を超えるほどの痛みは無く、痛み止めが良く効いて、検診に行くときも目は開けることが出来ました。多少コロコロする感じと術後2日目のパソコン業務は眩しくて涙が出るので長時間は出来ませんでした。
次に、治療用のコンタクトレンズを入れなかった右眼ですが、家に着いて寝るまでは左眼の時より少し涙がポロポロ出る感じで、寝付くまで時間がかかったくらいの差でした。翌日の痛みに格段の違いがありました。痛くて眼が覚めて、痛み止めを点すのも眼が開けられないくらいで苦労しました。さらに、痛み止めをさしても痛みがなくなるというより、少し楽になるといった程度で、1時間は持たなかったように思います。検診に行くまでの電車でも、必死に痛みを我慢して涙を流しながら行きました。先生に診てもらったあと、治療用のコンタクトレンズを入れてもらいました。その途端、痛み止めの目薬より効果的に思えるぐらい楽になったのを覚えています。手術後に治療用のコンタクトレンズを入れることで、痛みがかなり緩和されていることを身もって体験したこともあり、かなり効果的であると思いました。
見え方としては、3日後ぐらいから、朝起きるたびに前日よりも良く見えるようになって1週間もしたら1.0まで見えるようになり、現在まで大きな変化はありません。