右眼 裸眼:0.05→1.5
左眼 裸眼:0.05→1.2
オペ日 2011年8月9日
小学5年の春、健康診断の視力検査は、いつもより少し見えづらかったので勘で「右、左」と答えました。そして結果は、今までのA判定からCに下がり、再検査の通知が同封されていました。ショックで両親にその結果を見せることができたのは、それから1週間も経ってのことでした。
その後、父と一緒に奥ノ山医院に行きました。このままだと身長が伸びるのにつれて眼軸も伸び、もっと視力が低下してしまうので小学6年生になったら眼軸の伸びを遅らせる手術を受けることになりました。
その1,2週間後から眼鏡での生活が始まると、学校にかけていくのを忘れたり、マスクで曇ったり、不便な毎日が続きました。小学6年生の夏に手術することが決まりホッとする反面「痛いのかな?手術中に何か起きたらどうしよう」と不安が募りました。しかし、何のトラブルもなく、無事手術は成功しました。術後の1週間は痛かったのですが、だんだん痛みも引き、背が伸びても視力はあまり変わりませんでした。
そして、高校1年生の夏に念願のフラップレス・レーシック手術を受けました。先生からは何度も説明を受け、メンタルケアまでしていただきました。それでも手術前日は不安になりました。術後もしも合併症を引き起こしたり、見えるようにならなかったらと考えると、とても怖くなりましたが、先生を信じて手術に臨みました。手術後は眼を開けると涙が勝手に出てきて、目薬を差すのも大変でした。私が痛がるので、先生はクリームを入れてくださり痛みを和らげてくださいました。徐々に見えるようになり、テレビを眼鏡なしで見ている時は夢のようでした。
2学期が始まると友達から「あれ?メガネは?」と口々に聞かれ、「裸眼で見えるんだ」と言うと「えー!!」と驚かれ、廊下で見かけた友達に手を振ると「青ちゃん、見えるの!?」と言われました。今まで友達が私の眼鏡をかけると「度が強いね」と言われ続けていたのに、皆より見えるようになりました!
あの時の喜びで、術後の痛みは吹き飛びました!先生は私の年が小さいので大変気を遣われ、少しでも痛みを和らげようと処置してくださり感謝しています。ここまで見えるようになったのは奥山先生のお陰です。術後もずっと経過を見てくださり、とても安心できます。本当にありがとうございました。