本邦初、イントラレーシックの実演を公開します。
イントラレーシックに使用するFL(フェムトセコンドレーザー)は、当初、角膜実質層の中にレンズ状の空洞を作って、近視の角膜の屈折力を減弱させる目的で開発されました。
しかし立体的にレンズ状に蒸発させるためには、眼を10分近くも固定しなければなりません。蒸発させる組織の定量性や、空洞化した後の組織の瘢痕の形成の個人差が課題となりました。
それらを解決する前に、一足先にレーザーケラトーム(カンナ)としてデビューしたのがイントラレーシックです。しかし、レーザーカンナとはいえ120ミクロン以下の薄いフタでも土台は弱くなります。
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