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目の仕組み |
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●目の仕組み
眼球は眼窩(がんか)というくぼみの中に、視神経とともに入っています。左右の目の神経は頭蓋骨の中に入ってから交差して、大脳皮質の視覚中枢に伸びています。眼球は直径2.4cmの球体で、一番表面の丸い透明な部分が角膜、周りの白いところを強膜といいます。強膜は、眼球の5/6を覆っており、眼球を保護しています。
外部からの光は角膜→瞳孔→水晶体→硝子体→網膜→視神経→視覚中枢に伝えられ映像を感知します。
光の3/4は角膜が屈折し、ピントが作られます。角膜をレーザーで蒸発させて、眼鏡不要の時代が到来しました。
●角膜の構造
角膜は 1)上皮 2)ボーマン膜(外境界板) 3)実質(固有質) 4)デスメ膜 5)内皮(内境界板)の5つの層からなっています。
角膜の表面は涙腺から出る涙液でいつもぬれています。角膜には血管がなく、酸素は外気からとりいれます。そのために、コンタクトレンズを長期装用すると酸素不足がおこり、ドライアイがおこるのです。
角膜の直径は横11mm,縦10mm,厚さは約1mmですが、中央は一番薄く0.5mmです。 「角膜の厚さは、レーザーによる近視矯正手術をする際に重要な因子です。通常のレーシックは0.5mm以下の厚さに対して行われません。ドアー状のフタを作ってレーザーを当てるので十分な厚みを要します。薄い角膜、強い近視矯正にはレーシック・フラップレスが向いています。」
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視力はどうやって測るの?
視覚は、離れた2点を見分ける最小角で表します。
視覚は1分=1度の60分の1を基準にしています。視力は視力表を用いて測定されますが、切れ目のあるランドルト環と呼ばれるアルファベットの「C」のような模様がいろいろな大きさで並んでいます。
ランドルト環は直径が7.5mm、太さ1.5mm、切れ目の幅が1.5mmになっています。
例えば、この切れ目の幅を5m離れた所から見ると、視角は1分になるとします。
この場合の視力は1.0と測定されます。
距離が倍の10mになり、ランドルト環の大きさも倍になれば、やはり同じく1.0になります。
もし、5mの距離で切れ目幅1.5mmのランドルト環が見分けられず、2倍の大きさのランドルト環なら見えるときは、視角は2分で、視力は0.5となりす。
日本人の正常な視力は1.0〜1.2とされています。
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