手術に年齢制限はありますか?
視力はどのくらい回復しますか?
手術が失敗すると失明しますか?
手術時間はどのくらいかかりますか?
手術にかかる費用は?
手術後、通院は何回必要ですか?
手術中の痛みはどうですか?
手術後、日常生活はどうしたらいいですか?
手術後スポーツはできますか?
手術を受けるのにまずどうすればいいですか?
近視矯正が出来ない場合はありますか?
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手術に年齢制限はありますか?
手術年齢は、一般的には18歳以上とされています。角膜に水平カットを加えるレーシック(もしくは、眼内にレンズを挿入するICL)の場合、原則として手術は一回もしくは二回までです。近視の進行が考えられる未成年の場合、複数回の手術になるかもしれないので、PRKもしくはフラップレスレーシックをお薦めします。
未成年で職業・スポーツ等の理由で手術を希望する場合は、両親の承諾が必要となります。ご相談ください。
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視力はどの位回復するのですか?
眼鏡、コンタクトレンズ等で得られる程度の視力が望めます。近視・遠視・乱視の矯正はジオプター(D)で説明されます。
眼鏡・コンタクトレンズの光学的単位です。手術前に、目標とする矯正レンズでシュミレートする必要があります。 ご自分の眼鏡・コンタクトレンズが何ジオプター位かを知っておくと、手術前の説明も分かりやすいと思います。
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手術が失敗すると失明しますか?
わが国を含め、欧米で、失明に至ったという報告はありません。
しかし、角膜移植に至った例は何例か報告されています。
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手術の時間(PRK)はどの位かかりますか?
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1.点眼麻酔をし、開瞼器で瞬きをブロックします。
2.ベッドに横になります。
3.患者さんは赤いパイロットランプを凝視します。
吸引リングで角膜を固定し、レーザーを約30秒照射します。
4.点眼をした後、保護用コンタクトレンズを装着し終了します。
以上、約5分です。
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手術の費用は?
手術費用は使用するレーザーの種類により以下の通りです。
スキャンビームの場合(PRK片眼) 5万円(税抜)
ボリュームビームの場合(スーパーPRK片眼) 5万~50万円(税抜)
※ボリュームビームはレーザー発生装置が大規模で
消費ガスの費用負担は近視の程度によって異なります。
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手術後通院は何回必要ですか?
翌日~1年後の検診まで通院が必要です。通院回数は個人差があり、5回程度です。 近視の戻りの原因に、術後の点眼薬の不適切な使い方、検査・診察を受けていない等が挙げられます。
アフターケアーも治療と同じ位大切です。
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手術中の痛みはどうですか?
手術中の痛みはありません。
手術当日と翌日に痛みがあります。鎮痛剤の内服や点眼で痛みを和らげます。
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手術後、日常生活はどうしたらいいですか?
原則として目に水が入らなければ入浴・シャワーは問題はありません。目に水、口にアルコールは1~2週間厳禁です。
片目ずつ1週間の間隔をもって手術を受けられることをお薦めします。
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手術後スポーツはできますか?
片眼ずつの手術なら翌日可能です。
ただし、球技、激しいスポーツは1週間以降が好ましいです。
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手術を受けるのにはどうすればいいですか?
まず検査が必要です。検査前の1週間はコンタクトレンズを使用しないようにしましょう。
角膜の自然なカーブを検査する必要があるからです。
外す事が無理な方は、片目づつの検査と治療をする方法もあります。ご相談下さい。
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手術が出来ない場合とは?
治療を行う前に次の条件を確認しなければなりません。
1.最近1年間、視力の変化がないこと。
2.内科的疾患(特に糖尿病、結核、肝炎)や、妊娠中の方は避けましょう。
3.角膜疾患、白内障、緑内障、網膜損傷がないこと。
4.精神的異常又は、医師の説明を理解できない人。
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