レーシックは、角膜にカンナを掛け、通常のPRKは上皮を擦り落し、角膜に浸襲を与えます。
パーク近視手術は、それらの処置が不要です。
角膜の浸襲を最小限にとどめる手術には、角膜表層蒸散法(サーフェイスアブレーション)があります。PRKに代表され、レーゼックが含まれます。
PRKには、細いビームを使用した通常のPRKと太いビームを使用したPRKであるパーク近視手術があります。パーク近視手術の前身は、太いレーザービームを使用したスーパーPRKです。グレードアップした後の造語が、パーク近視手術です。「フタを作らないレーシックという意名です。レーシックは、レーザー近視手術の総称とお考えください」。
パーク近視手術は、三次元レーザープロファイルシリーズを使用、角膜に触れず、太いビームをワンスッテップで一括照射、角膜に多焦点性矯正面を与えます。
必要最小限の角膜実質を“蒸散(蒸発)させ、目に触れない為、術中感染のおそれがない手術です。
術前に、角膜形状から算出されたデーターをインプット、医師の職人芸やカンに頼らず、照射変化を視認しながら最終調整が、リアルタイムで可能な唯一の手術です。 屈折矯正目標の到達度は93%以上、の報告があります。
PRKに代表される、サーフェイスアブレーションは、術後の合併症として一過性の痛みや、一過性の角膜混濁であるヘイズが見られたので、対策が講じられ、合併症の少ない手術になり、「銀座レーシック事件」をきっかけに見直されています。