円錐角膜(角膜拡張症):用語集(基礎知識)

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用語集

円錐角膜(角膜拡張症)

カテゴリー: あ行 — admin

角膜が薄く、前方へ円錐状に突出する進行性の病気です。多くは両眼性で、初期の段階で乱視と診断されます。進行度は様々で、数ヶ月の間に進行する場合もありますが、何年もかけて進行する場合もあります。
進行とともに不正乱視が強くなります。30歳前後で進行が止まるといわれますが、40歳、50歳で急激に進行する場合もあります。
近視レーザー手術の一つであるレーシックにおいて、後遺症で似たような状態となった場合は角膜拡張症です。進行すると最終的に、角膜移植が必要です。進行を止める為に最近、紫外線とビタミンB1による角膜コラーゲンを強化するクロスリンキング法が開発されました。レーシックは角膜にドア状のフタを作ることにより、フタの口の部分がバラケ、約2500例に1例の割合で角膜拡張症が認められます。フタを作らないPRKの場合、レーシックの1/20、約50000例に1例と言われます。

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