メガネザルからの解放
私がRK手術を受けたのは、94年3月、18歳の時で、アメリカの大学へ入学が決まった時でした。
小学4年生位から目が悪くなりはじめ、5年生になってメガネを掛けました。クラスの男子に「メガネザル」と、はやしたてられてとても悔しい思いをしたのは忘れません。
高校に入ってからは、コンタクトレンズをしましたが、レンズを洗っているときに流したり、破けたり、コンタクトレンズをつけるために時間がかかって遅刻したりする事もありました。私の両親が、10年以上前にRK手術を受けて、2人ともメガネなしの生活をしていましたので、私も早く手術を受けたいと思っていました。
近視と乱視があるので、RK手術に決まりました。先生から「若いから近視が進行するかもしれない」と言われました。大学の生活は、1日中細かい文字の辞書を読んだり、コンピューターの画面を見たり、目を酷使する毎日でした。その為か、特に右日の視力が悪くなり、PRKで再手術をすることになりましたが、早く卒業したくて、授業を沢山取っていた為に、なかなか休みが取れず、卒業のめどがついた97年の8月にPRKの手術を受けました。RKの時はズキズキという痛みでしたが、PRKは熱を持ったヒリヒリという痛みでした。
現在右目が0.8、左目が0.1で左右の差があります。
現在は大学を卒業して、広告関係の仕事をしています。近くを見たり、コンピューターを見たり細かい仕事が多いので、遠くを右目で、近くを左目で見ているような感じです。左右差で目が疲れるみたいですが、左目を治すと、近くの仕事が、やりにくいのではと、そのままにしています。日常生活で不自由はしていません。
友達にも、手術を勧めているのですが、何となく恐いというイメージがあるみたいです。小学生の頃に歯の矯正をしたことがありましたが、何年もかかって、なかなか治らなくて挫折してしまいました。それに比べれば日の手術は、短時間で、確実に、費用も安く素晴しいので、もっと普及してもよいのではないかと思います
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