2002年、2月新大阪の鈴木眼科クリニックにてPRK手術を受けました。
保育士なので職業上時間の融通は多少ききますが、まとまった休みが取り辛く半ばあきらめていました。
しかし、子供の父兄で手術を受けた方から参宮橋アイクリニックを紹介していただき、連休で休みが取れるとあって、思い切って主人共々手術を受けることにしました。
手術前の検査は多少緊張しました。特に主人は最強度近視と、かなり強い乱視のために本当に治るのかどうかとても不安でしたが、先生をはじめ検査をしていただいた職貝の方が色々疑問に答えて下さり、安心して何となくワクワクしながら新大阪へ向かいました。
集合の後、薬の説明、最後に先生からの手術の注意事項を聞いた後に、手術が始まりました。順番が来ると緑色の手術着を着せてもらい、手術室に入ります。すると前の人の目にレーザー光線が当っている様子をモニターで見ることができます。あっという間ですが全体的な手術の流れが分かり、自分の番ではかなり緊張がほぐれました。私自身は中等度の近視と乱視がありましたが両眼で2分位だったと思います。
そして職員の方に心配されて何度も説明を受けた帰りの新幹線も余り問題無く、むしろ楽しく帰れました。なにせ本人は両眼を手術し、主人の片眼を頼りに手に手を取り合っての旅行ですから、回りの方には何事か?と思われたのではないでしょうか。とにもかくにも無事自宅に到着し、疲れもあってか睡眠導入剤も服用せずに熟睡してしまいました。
翌日からは説明を受けた通り、目が開けにくく、何かをしていないと収まらない程度の痛みがしばらく続きました。主人は片眼で、2日後から仕事を始めていたため、痛みをさほど感じていないようでしたが、私は両眼手術をして、家でじっとしていたため、目のことばかりを考えてしまい、目を閉じれば異物感、開ければ眩しく涙がポロポロという状態が3〜4日続きました。その間は物がボーツと霞の中で物を見るような感じでしたが、5日目の朝起きたときに5mくらい先のカレンダーの文字が目に飛び込んできました。近くは言われた通り二重に物が見え、非常に見にくかったのですが、それも1週間、2週間と日を追うごとに読めるようになってきました。主人も眼鏡を外したためか顔付きが随分変わり、早くもう片眼の手術をしたいと言っていました。
私も眼鏡やコンタクトレンズの煩わしさから解放され、今年度から年長クラスの担任になり、保育にも十分力を入れられそうです。 |