|
RK・PRKニュース No 9 1994年 11月
新しい時代に向けて
RK友の会が結成されて満10年になります。ごく初期の頃は、カミソリのメスで切開し1人に30分以上時間がかかっていたのが、ダイヤモンドメスにより手術時間が短縮され、現在ではRK手術よリ、もっと強力に近視の矯正ができるPRK(レーザによる)手術が何十秒という短時間で実施されるようになりました。友の会もこれから増加していくPRK手術に対応するようにと、日本RK、PRK友の会と名称を変更することになnリました。 10年前には近視の手術が矯正できる事を知っている人は皆無と言ってよいほどでした。10年経過した今でも、まだまだ知らない人の方が多く、正しい情報を得られにくいという状況はあまリ変わっていないようです。
RK手術は23年、PRK手術は7年経過しました。かつてRK手術は新しい手術で10年後、20年後はどうなるかわからないと言っていた眼科医は未だに新しい手術だから、50年後のデータを見なければと言い続けています。社会の移り変わりの激しいこの時代に、何と気の長い話で、新しい事に取り組むという姿勢が見られません。これでは私達は近代医学の恩恵を受けられないという事になります。GNPが世界で一位の先進国というのは、どこの話なのかと思います。
RK,PRKをめぐるこの1年
この1年間、RK手術、PRK手術について色々な意見が発表されました。
ご自身もRK手術を受け、その体験談「グッバイ、メガネ・コンタクト」の著者である、評論家の船瀬俊介先生に、その間の流れを説明していただきました。
アメリカ政府、近視レーザー(PRK)手術を承認へ
「審議会、近視レーザーOKを勧告」『ジャパン・タイムス』(94年10月22日付)の最新ニュースです。
「科学者で構成される諮問委員会がこの木曜日に、米政府、行政機関に近視レーザー手術の承認を諮問した」というもの。これは 「レーザー装置のメーカーが厳密な安全基準をクリアするという条件付きで、米国でも最初のレーザーによる近視矯正手術を公的に認める」というものです。(※それまでは、医療機関の「知識」のみ認められていた)
以下、記事の内容 −これを受け、メーカーのサミット・テクノロジー社は、FDA(米食品医薬品局)に、以下2点を示さなければなリません。
@レーザー治療を受けた患者の少なくとも75%はメガネ・コンタクトレンズなしで生活できるほど視力が十分に回復する
A手術によって視力が悪化する率は、きわめて少数である。
12時間にも及ぶ白熱した議論をへて諮問委員会は以上を13対1で決議採択しました。ただ1点、オムニ社レーザー装置(OmniMed
Laser) は全会一致で否決された。
FDAは、これら外部委員会の勧告を必ずしも受諾する義務はありませんが、通常、勧告はそのまま承認されることになリます。
この手術は、外科的には光学的角膜屈折(PRK)手術と呼ばれます。専門医によれば、現在毎年25万人のアメリカ人が受けているRK手術よりも、さらに安全で、かつ確実性が高いということです。
アメリカでレーザー近視手術(PRK手術)が公的に認められることが決定的になりました。日本での認可(レーザー装置の販売許可) も早まることは確実です。
アメリカでは年間25万人がRK手術を受けています。
アメリカの医療技術に対するチェックの厳しさは、日本の比ではありません。
また、カルテやレントゲン検査などの情報公開も徹底しています。患者が望めばすべて入手できます。また病院ごとの病気治癒率の比較なども公開されています。それどころか、心臓手術など各々医師ごとの手術成功率が、公表されているのです。
プロ野球の打率ならぬ生存率が、ズラリ明示されるのです。患者はどの医者にかかればよいかを、これで判断できるわけです。徹底した情報閉鎖で患者にはほとんどなにも教えてくれない日本の医療とは雲泥の差です。
そのような厳格なアメリカで、近視のRK手術は完全に認められています。眼科医4人に1人がRK手術を行っているのです。こうして毎年25万人もの近視患者が、メガネやコンタクトから解放されているのです。すでにアメリカでRK手術を受けた人はかるく100万人を越えます。1988年、RK手術を学ぶために渡米した松原正裕医師は、カルチャーショックを受け次のように記しています。「日本では白眼視されているRKが、アメリカ国内では堂々と市民権をえて、眼科医4人に1人はRK手術を実施している・・・。アメリカ人のよいものにたいする積極性に舌を巻くと同時に、つくづく日本人の閉鎖性というか島国根性をしらされました」 (『RK手術で眼はゼツタイよくなる』 こう書房、より)
中日、仁村選手、1.5の視力で先制3ランの快音!
「史上初の巨人・中日同率首位! 優勝決定戦ヘ 」 この球史に残るドラマを導き出したのが94年10月7日、中日、仁村選手のボールが放った4号先制3ランホームラン。この一打はRK手術から生み出されたものです。
91年、仁村選手は0.8の視力が0.2まで低下したため成績もダウン。コンタクトレンズが合わず、メガネをかけてのプレイを考えているうちに知人から「近視が手術で治る」と聞き、参宮橋アイクリニックでのRK手術を決心。「手術していただいた眼はお陰様で大変に順調でとてもよく見えます。毎年、定期的に行スノ検査では両方とも一・五といぺノ結果です」と感謝の手紙をクリニックに寄せて下さるほどに回復し・ました。
スポーツは危険と隣nソ合わせ。メガネ、コンタクトレンズはボールなどの激突が心配です。RKやPRK手術による鮮明な視界が、文字通り勝敗を分けるのです。
学会「権威」の困った支離滅裂コメント
「近視の手術を受けて失明したら、どうするんですか?」私のところに 『近視の手術を受けたい』 と60人ほど言ってきたけど 『感染症で失明することもある』 と言ったら、誰1人受けませんヨッ」 これは、誰あろう公的に「近視手術を承認」したばかりの屈折矯正学会の会長、所敬教授(東京科歯科大学)のコメント。これだけでも支離滅裂、自己矛盾・・・。
さらに、世界数百万にものぼるRKおよびPRK手術例で感染症どころか後遺症の失明はゼロです。学会の「権威」の方が、こんな基本的な事実も知らないのです。もし、知っていて、来る患者さんたちに言っていたら、これは完全なデマです。法的には名誉毀損、営業妨害にあたります。
一方で、奥山先生が93年12月、この所教授が会長を務める 『第98回、日本眼科学会総会』に参加提出した二つの演題 「RK後、11年目の角膜内皮細胞数」「PRK手術213例の検討」は、突然、返送されてきました。そこには ″不採用”の文字。
ロコツな嫌がらせです。まさに保育園のケンカ以下の情けなさ・・・!あなたはどうお感じになりますか?
『暮らしの手帖』のまちがい記事 「いま近視手術をしてはいけない」
これは雑誌 『暮らしの手帖』 (94/2・3)に載っていた見出しです。同手帖は、主婦のあいだにも信頼の高い雑誌です。そこにこういう見出し。そこに登場するのが増田寛次郎医師(東大眼料教授)。彼は「現在行われている近視手術はすべて有害」 と広言しているかたです。この発言自体、まったくムチャクチャであることは、いうまでもないでしょう。
そういう方の発言を一方的に取り上げたため記事も、まちがいだらけになっています。
たとえば 「角膜が濁って失明する…」「まぶしくてたまらなくなる」「衝撃で眼球が破裂する」「不正乱視がおこる」・・・云々。正確なIC(インフォームド・コンセント)を受け、RK手術を体験したかたなら笑い話ですが、『暮らしの手帖』 の読者は、このデタラメをまるごと信じてしまうでしょう。
このような賛否両論ある記事のばあい、もう一方も取材しないと誤った報道になる。これはジャーナリズムの常識です。
『暮らしの手帖』 社に問い合わせると「私どもは専門家ではありませんので、いつも意見をうかがう先生に出ていただいたのですが…」と当惑気味。
「アメリカ政府が435名の被験者中、感染症などわずか6名とRK手術の『安全性』と『有効性』を決定づけたのは知っていますか?」と聞くと「知リません…」。
常識の下取材すら、していないのです。 デマ、中傷を無批判にタレ流す『暮らしの手帖』の報道姿勢に失望しました。
私のPRK体験
栃木県の県庁で今年9月から南仏プロヴァンス地方のボークリュイズ県からの国際交流員としてお仕事をしてらっしやるジル・カサラさんにフランスで受けたPRK手術について伺いました。
パリ19区にあるロスチャイルド・インスティテュート(フランス国立)でPRK手術を受けました。右眼は1994年6月14日に左眼は7月12日に手術しました。
友達のお姉さんが5年前にRK手術で近視を治した事は知っていました。私もメガネやコンタクトをしていましたが、不便なので近視の手術を受けようと病院に相談に行きました。私の場合はRK手術では近視が取りきれない(右-5.0ジオプター、左-5.25ジオプター)と先生に言われてレーザー手術(PRK)を勧められました。PRKについては何も知りませんでした。先生からは近視が残る可能性について知らされましたが、後は先生を信頼して何の不安もなく手術を受けました。
手術は一度に15人位で順番に受けました。一回目の右眼の時に一緒に手術を受けた女性は-17ジオプターで1回手術を受けたが効果がなく2回目の手術でした。その時-17ジオプターという数字があるという事を初めて知りました。私の3倍も悪いなんて信じられませんでした。左眼の時には日本人の留学生もいました。手術当日は9時頃病院に行って1時頃に帰ります。麻酔は2時間位すると切れて痛みだしますので、急いで家に帰って痛み止めや、睡眠薬を飲みました。右眼の方が痛みましたが左眼は楽でした。
今は手術を受けてとてもよかったと思います。メガネ、コンタクトなしで飲みに行ってそのまま友達の家に泊る事ができるし、日本ではあまりないでしょうがケンカをした場合、メガネがなくなったら何も見えなくなって危険ですが、その心配もなくなリました。シャワーの時やプール、海でも便利です。
PRKはまだ10年たっていませんが、この先の不安は、また近視になるのでは?という事で、失明するのではないかという不安は全くあリません。これからも大勢の人がこの手術を受けたいと思うでしょう。手術の値段がもっと安くなるといいですね。
RK手術後の視力維持回復法
友の会に寄せられる術後の方の問い合わせで一番多いのが、今の視力を維持していく方法と、もう少し、視力が上がる訓練法がないかという事です。
今回は、実際に手術後、独自の訓練法によって、2.0の視力を維持している上原辰也さんに、その体験談をお願いしました。
私のRK手術前から術後1年までの視力の推移は以下の通りです。
|
手術前
|
1カ月後
|
3カ月後
|
6カ月後
|
1年後
|
右
|
0.02
|
0.7
|
0.6
|
0.9
|
2.0
|
左
|
0.01
|
0.4
|
0.2
|
1.0
|
2.0
|
この検査データをご覧になって、皆さんはあることに気付かれるでしょう。そう、術後1カ月、3カ月と検査のたびに低下していた視力が、6カ月目には1カ月後の視力を上回り、12カ月目に至っては左・右共に2.0にまで回復しているという点です。これは、手術の効果が3カ月を過ぎた頃から急に出てきたわけでも、再手術を受けたわけでもありません。「ある視力回復訓練」を行った結果なのです。
RK手術を受けるに至った皆さんならば、1度や2度くらいは他の視力回復法を試みたことがあるでしょう。そして、「訓練に時間がかかる。費用のかかる割には効果が少ない。」などの理由で、皆さん視力の回復に至らぬままその多くをあきらめてしまった事と思われます。
実は、私は高校生の時、視力回復センターに約2年通い、0.4程度であった視力が1.5まで回復した経験があります(毎日1時間近くの遠方凝視訓練を自宅で行う。これには相当の意志が必要であった)。しかし、若干体調をくずし回復後の維持訓練を実行出来なかったため再度視力の低下を招いてしまいました。そして、就職後、コンピューター作業等で急速な視力低下を招き、一気に0.01にまでなってしまったのです。ただし、この間にも、まず再度遠方凝視訓練を自宅で行い(高校時代の気力はなく挫折)、その後も、なるべく楽そうな視力回復法(超音波治療器・電気治療等)をいろいろと試しはしたのですが、どれ一つとして効果が出ませんでした。そして、最後の手段としてRK手術を受けるに至ったのです。
しかし、手術前の視力が0.01であった私の術後の予想視力は0.1。これでは手術のメリッ卜はあまりありません。それでも、私に手術を受ける事を決心させたのは、
1、もしかしたらもう少し視力が出るのではないかという淡い期待
2、仮に0.1程度までしか視力が回復しなかったとしても、訓練をすれば視力をもう少し回復できるのではないか(0.01から訓練するよりは効果が見え易いのではないか。そして、少しでも効果が出ていれば訓練を続ける気力がわき、結果、視力が回復するのではないか) という考え。ただし、この時点では、再び遠方凝視訓練を自宅で行うことぐらいしか、その手段は考えていなかったのですが・・・
以上二つの要因があったからです。
そして、昨年の4月と5月に手術を受けました。1カ月後の検査までは、私の淡い期待はつながれていましたが、3カ月日の検診で「最終的には0.1程度に落ちつくだろう」と言われ、私の望みは断たれてしまいました。その時「やはり訓練をするしかない。」と思いましたが、実際は、「さて、どうしよう?」と考え込んでしまいました。それは、術後3カ月は経っているとはいえ、「下手なことをしてしまっては、回復させるどころかさらに視力を低下させてしまうのでは?」という不安を持ったからです。
そんなとき、元々視力回復に興味を持っている会社の同僚が、私がRK手術を受けたこともあって、本気で視力回復に取り組もうとし、いくつか回復法の情報を集めていました。そして、その中に 「速読で目が良くなった!」なる本があり、嘘臭いと思いながらも一応借りて読んでみました。これはいままで私が行ったどの訓練法より簡単でした。もちろん、安全な方法なので、手術に対する悪影響があるのではという不安はありませんでした。さらに、この本にはなぜこの訓練を実行すれば眼が良くなるのかが詳しく解説されており(後でも述べますが、訓練の意味を理解した上で実行することは非常に重要であると思います)、いかにいままで私(たち)が眼に対して無知であったかを気付かせてくれるものでした。
さて、この方法ですが、まず自宅の壁にその対角線の交わるところ(e)が自分の眼の高さになるように、1辺50cmから1m程度の正方形の印(a、b、c、d)を付けます。
準備はこれだけです。そして、実際の訓練ですが、約1m離れた所から、この正方形の対角線に想像の線を結んで、8の字を描くように、a-b-c−d−a−と猛スピードで視線を走らせます。その際、首はできるだけ動かさずに、視線だけを動かすようにするのがこの運動のポイントです。この8の字運動が終ったら、今度は、その逆まわり(b−a
-d−c-b)。これも終ったら次は視線でなぞる向きを変え、対角線を蝶の形に見立てて、a−c-b−d-a−と、やはり可能な限りの猛スピードで、視線を足らせます。そして、最後にその逆まわり(b−d−a-c-b−)。4方向で1セットとします。最初は1方向当り最高で10回、4方向計40回(約1分しかかかりません)に抑えるようにし、しだいにその回数を増やしていきます(訓練のし過ぎは禁物です)。
次に、この訓練の解説です。
眼球を動かしている筋肉には、内直筋、外直筋、上直筋、下直筋、上斜筋、下斜筋の六種類の筋肉があることがわかっています。日常生活ではこれら六種類の筋肉を全部動かすことはまず絶対にといってよいくらいにないはずです。そこで、意識的にこれらの筋肉を働かせる運動をトレーニングとして日常生活に取り入れることが、この訓練の目的です。では、なぜこれらの筋肉を働かせることで視力が回復するのでしょうか。
通常我々は、学校の授業で以下の様なことを教わってきているはずです。
水晶体には毛球体筋と いう筋肉が付着していて、この筋肉が収縮したり弛緩したりすることによって水晶体の厚さを薄くしたり厚くしたりし、焦点距離を調節している。
これは、ヘルムホルツ理論と言って、学会の主流を占めている考えですが、これに対してまだ大方の容認を受けるに至っていないペイツス理論と言べノ学説があります。これは
眼は毛様体筋の活動によって水晶体の厚さを変化させ、焦点距離を調節しているのではなく、先に述べた六種類の筋肉を収縮させたり、弛緩させたりして、眼球全体の形を変えてしまい、前後に長いラグビーボール形にしたり、球形に近い形にしたりして、水晶体から網膜までの距離を変え、焦点を結ぶように調節している。
と言うものです。
現在のところ、どちらかの理論が正しくて、どちらかの理論が間違っているといった明確な結論は出ていません。また、両説の中間だ、という可能性もあるようです。しかし、いずれにしても、この方法で私の視力が回復したこと、或いは、速読法 (結果として、眼筋をきたえる運動を行なっている) に取り組んだ人の多くが視力をとりもどしている事実を考えれば、このペイツス理論を基にして意識的にこれらの筋肉を鍛えることで、焦点調節機能が回復し視力が良くなる、といった説明で、皆さん納得がいくのでは無いでしょうか。
話を私の経験に戻すことにしましょう。効果はすぐに現れました。3日日の朝、左目にほんの軽い筋肉痛を覚え、それと共に昨日まで見えなかったカレンダーの字が見えるのです。気のせいかとも思いましたが、数日後にはさらに良く見えるようになり、なおかつ筋肉痛もとれていました。こうなるとしめたもので、「効果がでるから訓練をする。訓練をするからまた視力が上がる。」といった具合です。初めは朝晩各1回(4方向計40回)ずつ、約1年経った今では朝晩各1回(4方向計200回)ずつ。及び気付いたときこの訓練を行っています。また、コンピュータ作業時に眼が疲れてきたと思ったときにも、画面の四隅を用いてこの訓練を行なっています。これは、効果がてきめんです。すぐに眼が楽になります。また、この方法で私の眼が良くなった理由の一つに、先に述べたように「この訓練をすれば、ここがこうなるから眼が良くなるんだ」と言った考えが明確になっていたことがあげられると思います。
今よく考える事があります。それは「RK手術を受けるまえにこの訓練を実践していたらどうだったであろう」 ということです。
1つは手術の影響による視力の日内変動や夜間のライトのキラつきに悩まされることなく良好な視力を得られたのではないかと。
もう1つは訓練の効果が出る前に挫折してしまい結局手術を受けたのではないかと。これはすなわち、手術を受けたおかげでこの訓練の効果がてきめんに現れたとも言えると思うのですが…。RK手術を受けたが思った程の視力が得られていない人にはぜひこの訓練を試してほしいと思います。また、手術を受けられた方で、そのお子さんが20歳になったら手術を受けさせようと考えている方がいらっしやるという話をクリニックの方から伺いましたが、そんなのは愚の骨項、この訓練を試してからでも遅くないと思います。視力が固まっていなくて手術を受けられない。これは裏を返せば、筋肉がまだ柔軟であり、よリ少ない努力で視力を回復できるとも考えられるのではないでしょうか。
しかし、結局のところ、一番大切なのは本人のやるきだと思います。事実、目の悪い同僚にこの方法を勧めましたが、視力の回復してきた人は、毎日心欠かさず、かつ、気長に訓練を行なっている人たちなのですから・・・。
最後に、私は、この訓練で視力が回復するのであれば、RK手術を受ける必要などない、などと言うつもりは毛頭ありません。自身RK手術を受けられたことに非常に感謝していますし、RK手術を受ける受けないは、皆さんの判断することであると思うからです。ではどういう気持ちで私がこれを書いているのか。それは、皆さんに「視力は訓練でも回復する」ことを知ってもらうこと、そして、この訓練が少しでも皆さんの役に立てばという思いからなのです。
本文を書くに当って、次の書を参照させていただきました。 『視力復活眼筋トレーニング』 若桜木 虔 (青春出版社)
レーシック、レーシック・フラップレス等近視矯正手術の最新情報をお届けする近視手術友の会のホームページ |
|
|