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学会・論文発表 |
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1月26日 学術展示
熱形成遠視矯正術後6年目の症例 奥山 公道(参宮橋眼科)
目的:熱形成遠視矯正手術ITK(INFRARED THERMAL
KERATOPLASTY)の20ケ月後の経過について、第18回京都APAOで報告した.その後、ITK後の長期経過において屈折矯正効果減少の報告が相次いだ.ITKはLTK(LASER
THERMAL KERATOPLASTY)の原型であり、長期的な安全性と効果について検討したので報告する.
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方法:1981年、フィヨドロフ、グドチコフ等により開発されたITK原法を用いて、1989年に67才の女性の右眼を実施.左眼は対照眼として貰った。ITK及び対照眼に関する術前のインフォームドコンセントは口頭及び文書で十分に行った.
術前後に屈折矯正手術に関連する全ての検査及び角膜内皮細胞の検査を行った.
結果:ITK後6年を経過しても被手術眼は対照眼に比し、等価球面度数で有意(1.30D)な差を保ち続け、しかも角膜内皮細胞の減少においても左右差を含む好学は認められなかった.
結論:ITKを原法に忠実に行えば、術直後のREGRESSIONは、他の屈折矯正手術同様に認めらわるものの、一定の効果を長期的安全性の上に得られることが証明された.
1月27日 ビデオ講演
熱形成遠視矯正手術の実技 奥山 公道(参宮橋眼科)
目的:熱形成遠視矯正手術 ITK (INFRARED THERMAL KERATOPLASTY) は、LTK (LASER THERMAL
KERATOPLASTY)の原型であり、その実技を供覧する。
方法:1981年、フィヨドロフ、グドチコフ等により開発された原法のテクニックによる。
結果:ITKにより、ケラト値、ケラトトポグラフィ形状が、中央光学領域を5.5mm以上に設定すれば、同領域が急峻な形状として得られた。
結論:中央光学領域を急峻な形状とすることで、屈折矯正上、近視化し得る事を証明した。
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