第22回日本眼科手術学会総会 東京:お知らせ

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1999年1月29日

第22回日本眼科手術学会総会 東京

カテゴリー: 学会 — admin

ガウス曲線分布立体照射方式エキシマレーザーによる角膜屈折手術

眼科手術1月29日 発表  奥山 公道(参宮橋アイクリニック)

目的:エキシマレーサーの照射方式には面照射方式と、走査型が広く知られているが、その他にエキシマレーサーエネルギーをガウス曲線分布により三次元的蒸散方式のレーザー装置(プロファイル400)がある.1988年フイヨドロフとノーベル物理学者バラホーロフが共同開発し、1993年、露国保険省により、エキシマレーザーによる角膜治療(PTK)及び、角膜屈折矯正(PRK)機械の製造販売の認可を取得.この装置使用例の5年経過について、安全性を中心にその効果とともに検討する.

対象と方法:対象は1993~1998年の5年間の被術例より無作為に20名、40眼を選別.レーザー照射はPRKモードで行い、照射条件は、エネルギー密度175-250mj/cm2可変、反復周波数10Hz、照射径6.7mm、1発の蒸散量を0.25マイクロンとした.スベキュラーマイクロスコピー、ケラトトポグラフイー等の検査を実施.

結果:術前術後5年経過の角膜内皮細胞密度の変化は認められなかった.視力、屈折力の変化は術後1年以降の変化は認められなかった.術後l年以上で、矯正視力低下をもたらすへイズの存在はなく、術後の矯正視力低下例もなかった.

結論:プロファイル400使用のPRKによる屈折矯正達成率は、93%であった.-5.5D以上の強度近視矯正例の平均到達球面度数は7.8Dであった.術後5年の視力、屈折カは術後l年と比較して変化なく矯正効果は安定.内皮細胞密度の変化もなかった.長期的安全性が示唆される.今後更に経過観察を要する.

放射状角膜切開術後15年の経過

1月30日 発表  奥山 公道

目的:放射状角膜切開術(RK術)後15年の経過について安全性を中心にその効果とともに検討する.

対象と方法:RK後15年を経過する元患者9人、17眼、内男性6人、12眼.女性3人、5眼.平均年齢44.5才であった.スペキュラーマイクロスコピー、ケラトトポグラフィーを中心に検査した.対象
全員は、フィヨドロフ式RK手術を、術前の説明を口頭で受けた後に被術していた.

結果:術直後の感染合併1症例を除き、前例で角膜内皮細胞密度2000/mm2以上、六角細胞数頻度55%以上.細胞損失率は3.8%.平均矯正等価球面度数は5.8Dであった.

結論:RK後15年を経過した元患者9人、17眼の安全性と効果について現持点では保たれていると考えられた.術直後感染1症例を中心に、今後も経過観察を要する.

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