① 近視手術30年以上という実績に基づき、パーク近視手術を採用していること。
パーク近視手術は当院のスーパーPRKを意味します。
スーパーPRKはフタを作らないレーザー近視手術で、サーフェイスアブレイションとも呼ばれます。
通常のPRKが細いスキャンビームを照射するのに対し、太い3Dビームを一括照射します。
当院がスーパーPRKをパーク近視手術と改名したのは、術後のヘイズ対策や術直後の痛みを 改良した事によります。
この間、レーザー照射後にボーマン膜が再生する事実も明らかになりました。
ボーマン膜が再生しないとか、ヘイズ(角膜一過性混濁)が合併するといった10年以前の不正確な情報がサイトで見られます。
2000年にレーザー角膜屈折PRK手術が中央薬事審議会で
「ヘイズは一時的に発生するが、3年6ヶ月で視力に影響を与えず100%安全で有効」と答申され、
我が国の厚労省が認可した事実と相反する不正確な情報です。その後、ヘイズは薬剤により予防可能となりました。
患者や消費者の利益に反する不正確なネット情報に注意を呼びかけたいと思います。
レーシッククリニックでフタに不具合が生じた場合は、手術をPRKに切り替えて完了させる現実があります。
レーシックはフタを作る為のリスクを有しますが、術後の痛みや回復が早いので広く採用されています。
しかし、手術が増えるに従い、「銀座レーシック事件」のような使い捨ての刃を使い回したことによる大量感染の発生や、
強度近視矯正後に「調節負担が過大と感じるレーシック難民に関する消費者庁の発表」という事実が明るみに出ました。
レーシックはフタを作った残りの角膜から矯正面を作るため、強度近視の場合に角膜の厚みが不十分になり、PRKのマルチゾーン照射による屈折移行帯を作れなくなりました。目の調節負担は増加したのではないかと考えられます。
スーパーPRKやPRKが、レーシックでは不可とされた強度近視の矯正に見直される時期が訪れました。
②従事する医師が近視手術を受け、患者の視点をもっていること。